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1997.05.13

今週の「よくご存じで」

 昨日(5/12)の「まちかどドレミ」のオープニングで、チカ(林央子)と鬱陶しいカエル(バッキー)の会話の中に聞き逃せない一言があった。
 ヒーローごっこに興ずるチカとバッキー。「変身!」と叫んだものの、いつもと変わらぬスタイルのチカに向かってバッキーが「なんだ、いつもとおんなじじゃないか」。それに応えて「(自分の服を指さしながら)これ、すごく人気あるのよ」とチカ。

 あの「森高(宅モデル)もどき」のコスチュームと、そのスカートからのぞくすんなりとした脚は、確かに一部の男性諸氏に熱狂的な支持を受けているらしい。だけど、制作者側もそれを意識していたとはね。いや、無論、そんなことは計算ずみなんだろうが、わざわざ番組中に、しかも本人に言わせるってのはいかがなものか。

 Web上に流れる教育テレビ関連の情報には、「まちかどド・レ・ミは子供に不人気らしい」「チカの歌唱力のまずさ」といった記述がしばしば見られるのだが、人気云々はともかくとして、チカの歌唱力は音楽教育番組のホステスとしては少々ヒドイと私も思う。まあ、その分、声楽を学んだ者特有の発声をするロビン(松原美香)がその穴を補っているので、その点には目をつぶろう(ロビンが声楽科出身かどうかは定かではないが、たぶんそうだろう)。

 しかし、私がチカに嫌悪感を抱くのは、なんというか、バラバラな感じがするところである。
 森高もどきのコスチュームは可愛い。あの衣装が彼女の美脚をきわだたせているのは間違いない。しかし、胸のあたりがガバガバなのはなぜだ? 採寸した時より痩せてしまったのか。だが、それだったらちょっと縫い縮めればいいことだろう。乳が小さいのは全くかまわないのだ。「乳はでかければでかい方がよし」とする者も多い昨今だが、小さな乳(「貧乳」という言い回しがある)を好む者も根強くいる。だから、あのコスチュームは、やっぱりチカの胸回りにキッチリ合わせてやった方がいい。あのゆるゆるの胸元は彼女をだらしなく見せる。

 だらしないといえば、口元もかなりだらしがないというか、しまりがないというのか、きっと歯並びが悪いせいだと思うのだが、あの口でニッコリされると、なんだか痛々しい感じを受けてしまう。もちろん、あの貧相な顔にキュートなコスチュームのギャップが、かえってHっぽいという感想をもっている諸兄も多いに違いないのだが、私はあのアンバランスな感じにどうしても馴染めない。

 もうひとつアンバランスと感じるのはダンスだ。
 確かに愛敬はたっぷりである。「うたってオドロンパ」のジュンジュン(内田順子)ほどではないものの、元気もいい。ダンスのシーンなど、まるで体操をしているかのように切れのいい動きをする。だが、残念なのが、彼女のリズム感だ。いや、リズム感がないわけではないのだが、ダンスに「こく」がない。
 ダンスを上手に見せるコツは、腰でビートを刻むことだと思うのだけれど、彼女のほっそりとした腰はスカスカと軽く、リズムを上滑りし、まるで無味乾燥の体操のごときダンスになってしまう。あれだけ切れのいい動きができるのにまったくもって残念だ。

 ところで、昨日のエンディング曲、おなじみ、教育テレビきっての珍曲「伝説のコンビニ」を聞いていてふと思ったのだが、これは新録音ではないか? 前よりもチカの歌が聞きやすくなったような気がするのは、私の錯覚だろうか。
 たとえば「英語であそぼ」のミク(羽生未来)なども、出始めの頃に比べ、今はずいぶん歌も踊りも上手になっているから、チカも上達したのだろうか。【み】

1997 05 13 07:04 PM [学校放送] | 固定リンク

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