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1997.10.29

画期的な歌のお姉さん現る!

 教育テレビの歌のお姉さんといえば、清楚で優しげで歌が上手なものと相場が決まっている。ホントはここに「美人で」という項目もつけくわえたかったのだが、中にはちょっとどうかなあというお姉さんもいないではないので、あえてはぶかせていただいた。
 だが、顔はともかく、歌が上手なのは譲れない条件だろう。

 しかし、ついにこの常識を覆すお姉さんが現れた!

 そう、「まちかどド・レ・ミ」のチカである。
 この「まちかどド・レ・ミ」は、長寿番組だった「ワンツーどん」のあとを受けて昨年度スタートした小学校低学年向けの音楽教育番組。「ワンツーどん」時代は、音楽の専門家のおっさんと歌のおねえさんがサルの人形と絡みつつ、音楽の教科書に載っているような歌を唄うという、ごくオーソドックスな番組だった。
 もちろん歴代の歌のお姉さんはみな美声。その清楚な魅力に、子供のみならず、心奪われた成人男性も多かったときく。

 さて、問題の「まちかどド・レ・ミ」だが、公園のベンチでヘンテコなスティック(実はサルの角)を拾った少女・チカが、そのスティックの魔力のおかげで異次元にワープしてしまうところから番組は始まる。そしてチカは、ワープしたまんま異次元に住みついてしまうのだが、彼女には家族や友人はいなかったのだろうか。天涯孤独だったのだろうか。神かくしだの北朝鮮に拉致されただのと大騒ぎになっているのではないか。昨今、物騒な事件も多いことだしなあ。
 この異次元=バナナンストリートには、おっさんくさいサルと破滅的な性格のカエル、そしてピーターパンのような格好をした妖精の娘が住んでいる。そして日がな歌って踊ってチャンチャカチャンというノンキな生活を送っているのだが、唄われるのはドリカムやビートルズなど、ポップス中心の選曲だ。

 なお、チカの衣装は、まるでデビュー当時の森高千里のごとき、ふりふりアイドル仕様のスタイル。乳は小さめだがすんなりと伸びた脚が美しい。
 これで顔が美形なら言うことないのだが、世の中そううまい具合にはいかない。なんというか、おへちゃというのか、昔だったら女中顔とでも言うのか、かなりビンボくさい顔なのである。
 その上、歌がヘタ。一説によると某音大の声楽科に在学中らしいのだが、とうてい信じられない唄いっぷり。
 チカと破滅型のカエルのデュエット「伝説のコンビニ」は、聞く者の神経を逆撫でする怪曲なので、ぜひともご一聴いただきたい。【み】

1997 10 29 06:53 PM [学校放送] | 固定リンク

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