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1998.05.05

ケイン・コスギに望むこと

 ケイン・コスギは格好いい。
 甘いマスクにひきしまった筋肉質のボディ。あいにく私は特撮関係に疎いのだが、なにやら特撮系の番組でヒーローを演じていたことがあるという。格闘技も強いのではなかろうか。いかにも空手とか合気道などの心得がありそうだ。

 ケイン、文句なしに格好いいではないか。

 それなのに、なぜ、「英語であそぼ」で体操のお兄さんを演ずるケインは、あんなに不格好なのだろうか。
 どなたかがすでに指摘されていたが、まず「首が座っていない」というのが、最大のウィークポイントだろう。おどおどした、恥ずかしそうな表情で、首をフラフラと揺らしながら、ジャンプしたり手や足を振る姿は、見ているこちらの方がいたたまれなくなる。
 体操の途中でインサートされる空手かなにかの型を決める時のケインは、キリリとしてまるで別人のように格好いいのだが、再び体操のシーンに戻るとやはり首をフラフラ、目はキョトキョトである。ああ、頼む、やめてくれ。こっちが恥ずかしくなるじゃないか。

 そこで、ケインに提案したい。
 体操の間も、空手のシーンのように真剣な表情を貫いてはどうか。
 「おかあさんといっしょ」の佐藤弘道や、「うたってオドロンパ」の内田順子のように、愛敬たっぷり、こぼれんばかりの笑顔で体操できれば、それにこしたことはないのだろうが、今のところ、それを彼に要求するのは難しそうである。
 それなら、いっそ「元気で明るい体操のお兄さん」ではなく、「厳格な体操の師匠」というスタンスで登場すればいい。
 表情はあくまでも厳しく、眼光鋭く、間違っても笑顔など見せてはいけない。
 あたかも、プレイステーションの人気ゲーム「パラッパラッパー」のタマネギ先生のように、子供たちがリズムに合わなかった時は、そっけなく「again」と一言。子供たちにやる気がなさそうな時は、腕枕をして寝ころぶくらいのことはしていいだろう。
 その時には、「パラッパ」と同じように音楽もへなへなと歪ませてもらいたい。【み】

1998 05 05 06:55 AM [幼児/こども番組, 英語であそぼ] | 固定リンク

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