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2003.06.12
「おかあさんといっしょ」曾孫現象
先週、今週と「おかあさんといっしょ」のおにいさん・おねえさんコーナー(クイズやゲームをする日替わりコーナー)が再放送である。歌のコーナーとは違った、おにいさん・おねえさんの素に近い表情が見られる楽しいコーナーだけに、再放送が続くのは寂しい限りだ。
我々がNHKに直接確認したわけではないのであくまでも噂レベルの情報なのだが、歌のおねえさん・はいだしょうこが体調を崩し、そのため、このようなイレギュラーな放送になっているようだ。そういえば、今井も鼻声で番組を進行している週があったし、そろそろ新兄姉に疲れが出る頃なのかもしれない。
同情報によると、スタジオでは、体操のおにいさん・佐藤弘道が子どもたちをリードしていたらしい。
4月から登場した歌のおにいさん・今井ゆうぞうは、先代のワイルド系歌のおにいさん・杉田あきひろとは対照的なカワイイ系。
小首をかしげたり肩をすくめたりするアイドルのような仕草、まるでアドリブのような味のあるとぼけたトーク、そして極めつけの笑顔である。先代コンビの番組卒業を惜しんでいたママさんたちのハートを早々にゲットしてしまった(無論、杉田と今井はあまりにもイメージが違うためか、いまだに今井に馴染めないという杉田ファンが少なからずいるのも確かである)。
だが、今井のようなキャラクタを持つ男性が好きという視聴者を「おかあさんといっしょ」は既に大量に確保していたのである。
そう、佐藤のファンである。
先にあげた今井の特徴はそのまま佐藤にもピッタリ当てはまる。
歌のおにいさんと体操のおにいさんという役割の違いはあり、番組でのキャリアも比べものにならない二人だが、単純にテレビに出演しているタレントとして見る限り、二人のキャラクタとファン層はおおいに重なる部分があると思われる。
佐藤は番組に登場して早や10年。昨日今日に番組を見始めた新しいファンならいざ知らず、先代・先々代の頃から番組を見ている者にとっては「佐藤=カワイイ」は、もはや常識。いまだに可愛いらしい表情を見せてくれるのは驚異的だが、今やベテランの貫禄も充分である。
オープニングのスタジオでの歌のコーナーの佐藤のワンショット(子どもに囲まれているので正確にはワンショットじゃないんだけど)のシーンでは、慌てた顔、困った顔、泣き顔、とぼけた顔、満面の笑顔など、歌に合わせた佐藤の豊かな表情が見られるのが慣例。
だが、その次のシーンで映し出される今井のカワイイ表情や仕草は、目に慣れていない分、新鮮に映るのだ。
そんな勝手な思惑を通して番組を見ていると、4月以降、佐藤が少々落ち着き過ぎているように感じる。「元気がない」とまでは言わないが、佐藤ってもっとお茶目で弾けたキャラだったんじゃなかろうか……などと思っていたら、おや? 最近、また佐藤のパワーが復活している???
もしかして、体調不良の今井・はいだをカバーするため佐藤がパワーアップした、と考えるのは穿ちすぎか。
日頃「あたしゃもうお迎えが来るのだけが楽しみなんだよ」などと弱々しく言っていたのに、曾孫が生まれた途端、口では「あたしみたいな年寄りに赤ん坊の世話なんかさせて、まったく今どきの若い娘はもう。なんにもしらないんだから大変だよ。ああ、いそがしいいそがしい」とか文句垂れつつもニコニコ顔ですっかり元気になっちゃう婆さんみたいなもので、「すわメンバーのピンチ!」「よし、ココはオレに任せろ!」…とばかりに、佐藤のパワーが全開になった気がしてならないのだ。
カワイイ系おにいさんの今井と佐藤。
いずれも剽軽でお茶目な表情や仕草が魅力だが、今井はとぼけた味の天然っぽい面白さ、一方、佐藤は計算された匠の技。それぞれの魅力がさらに輝く歌のクリップやコーナーが登場することを祈る今日このごろである。【み】
2003 06 12 03:28 AM [今井ゆうぞう, 佐藤弘道, おかあさんといっしょ] | 固定リンク
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