井手浦の尻ふり祭
北九州市小倉南区井手浦地区で1月に行われるお祭り。
「井手浦の老若男女が総出で祭行事に参加、お尻をピンピン振って豊作を祈る」のだそうだ。
「ブンブン」とか「ビンビン」とか「プリプリ」でも良さそうなものなのに、幾つか観光案内サイトを見てみたが、どれも「ピンピン」と表記されている。
北九州市経済文化局観光課のページに以下のような由来があった。
昔、平尾台に大蛇がいて悪さをするので、神様がこれを退治した。ところがシッポが井手浦に落ち、ピンピンしっぽを振ったそうな。その年は、10数年ぶりの大豊作に恵まれた
なるほど、大昔の悪い蛇がピンピン振ったおかげで、現代の井手浦の人々までもが尻をピンピンと振らなければならないのだな。蛇よ、その責任は重いぞ。
藁で長さ4メートル、高さ3メートルの大蛇を作り祭壇を設け、その前で神主さん、当番座元、翌年の座元の3人が腰をかがめお尻を振る。大きく振るほど大豊作というわけで、「もっと振れ、もっと振れ!」と賑わう。
あれ? 老若男女みんなで尻を振るんじゃないの?
確かに「総出で祭行事に参加」とはあるけど、当然、参加者全員でピンピン振るものとばかり思っていたぞ。
しかし、一般的に謹厳そうなイメージのある神主さんが腰をかがめて尻を大きく振るさまというのは、なかなかよそでは見られない風景ではある。ウチの近所の神社の神主さんが尻を振ってるのなんて見たことないもの。私の知らないところで振ってるのかもしれないけど。
しかも、まわりから「もっと振れ、もっと振れ!」などと囃されるらしいではないか。そこまで言われちゃ、神主さん、思いきり尻を振りまくることであろう。
要は大蛇退治の伝説に基づくお祭りなわけだが、「尻ふり祭」というタイトルのインパクトと、神主さんの尻ふりという珍なるシーンが見られるということからご紹介した次第である。【み】
1月 18, 2004 at 07:16 午前 今日の祭 | Permalink
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