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2004年6月 8日 (火)

スペイン南部の衛星写真にアトランティスの痕跡!?

 ドイツ、ウッパータル大学のレイナー・キューネ博士はスペイン南部の衛星画像にアトランティスの都市の痕跡とおぼしきものを見つけたと発表した。地面に現れた形状がプラトンが残した記述によく合致しているという。
 キューネ博士はアトランティスの一部だった島がスペイン南部の沿岸地域に対応すると考えている。この地域は紀元前800年から500年の間に洪水で破壊された地域。スペインはカディス近くの、Marisma de Hinojosという沼沢地域の衛星写真には、地中に2つの長方形の構造物が埋まり、それらを取り囲んでいたであろう同心円状の輪の一部が写っている。
 「プラトンは直径5stade(925m)の島について記述しています。それはいくつかの同心円状の構造物で囲まれていたということですが、我々は衛星写真の中にプラトンが描写したような同心円状の輪を見つけたのです」とキューネ博士は語る。キューネ博士はこの長方形は、プラトンが著書「クリティアス」で描写しているポセイドンに捧げられた「銀の寺院」と、ポセイドンとその妻クレイトーに捧げられた「金の寺院」だと考えている。
 衛星写真の中の島と同心円のサイズはプラトンの記述より少し大きいが、これは2通りの説明が考えられるという。まず、プラトンが島のサイズを控えめに記述した可能性、もうひとつはプラトンが使っていた古代の単位「stade」がこれまで推定されていた長さより20%ほど長かった可能性だ。もし後者が真実なら、2つの長方形のうち一つは、プラトンが言うポセイドンの寺院の寸法にほとんど合致する。
 これらの長方形や円形はもともとアトランティスの研究家ヴェルナー・ヴイックボールト氏がプラトンの記述する都市の痕跡を探していて見つけたもの。 「この場所はプラトンの描写に合致する唯一の場所です」とヴイックボールト氏は語る。彼はさらにギリシャ人がアトランティスの話を伝えるうち、海岸を意味するエジプト語を島を意味する言葉と取り違えた可能性もあるという。
 (中略:難しいんだもん)
 プラトンはアトランティスには平原があったとしているが、キューネ博士はこれは現在スペイン南岸からセビリアに至る平原にあたると考えている。プラトンが言うアトランティスの高い山はスペイン南部から南西部のシエラ・モレナ山脈、シエラ・ネバダ山脈だと考えている。「プラトンはアトランティスは銅をはじめとする金属が豊富だったと書いていますが、シエラ・モレナの鉱脈にも銅が豊富に見つかっています」とキューネ博士は説明する。
 また博士はアトランティスと東地中海の国との戦争の記述は、エジプトやキプロスやレバント地域が紀元前12世紀「海の民」と呼ばれる正体不明の侵略者に襲われたのとよく似ており、「海の民」とはアトランティス人だったのではないかとしている。
 なおこの調査は雑誌「アンティクイティ」のオンラインバージョンで報告されている。またキューネ博士はこの場所の発掘を行いたい考えであるが、やっかいなことにこの場所はスペインのドナナ国立公園内にあるという。(BBC)
 元記事に画像はあるけど、なんだかはっきりわからない。【吉】

6月 8, 2004 at 03:49 午後 今日のトピックス |

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