1セント硬貨を1億円分(ではなく100万円分でした)貯めた男、処分に困る
【おわび】すいません。ひどい間違いをしてました。"million penny"を100万ドルと勘違いしました。100万セントだから1万ドル(110万円)ですね。全くお恥ずかしい。指摘してくださった方ありがとう。
【続 報】ついでに続報を掲載しました。
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ある男性が1セント硬貨を全部手放したがっている — 1万ドル(110万円)分全部だ。ハリウッドに住む映写技師ロン・イングランドさん(60)は30年前弟のラスさん(55)と、1セント硬貨で1万ドル貯められるかどうか、貯められたらラスさんがパリでディナーをおごるという条件で賭けをした。ロンさんは賭けに勝ったが、彼の車庫には13個の箱に入った2万本の1セント貨のロールが積み上がることになってしまった。
彼はまもなく退職しオレゴンに引っ越すことになっている。ロンさんは1セント貨を両替しようとしたが、相手を捜すのに一苦労するはめになった。
「この2週間硬貨を手放すために大変な努力をしてきました。精神的な重荷です。費用をとらずに両替をしてくれる人がいないんです。」とイングランドさんは語る。スーパーの両替機で換えるわけにもいかず、1セント硬貨を溶接して作品をつくるアーティストにも断られた。
コインのコレクターに銀行に相談しろと言われたが、ワシントン相互銀行は両替には経費がかかり、しかも1度に全部を引き取るわけにはいかないと答えた。最も多く引き取ると答えた支店でも、週にロール200本か100ドル分ずつという答えだった。これでは20か月かかる。
通貨監督官事務所も造幣局も興味を示さない。「我々は貨幣の買い戻しはしていません。流通させることが目的ですから。」と造幣局の広報担当は語る。
イングランドさんは費用は払いたくないという。「私は頑固ですから。もしオレゴンに全部持っていかなければならなくなったらそうします。」
1974年3月ラスさんとこの賭けをして以来、友人や親戚の協力を得たり週ごとに250ドルを1セント貨に両替をしたりして、約5年後に1万ドルを達成したという。しかし今にいたるまで彼はパリでのディナーにありついていない。
「賭けをしたって? 憶えてないなあ。まだ奢ってもらえるかって? それには答えられないね。」弟のラスさんは語る。
今ではロンさんはこの金でトラクターを買うつもりだという。(Netscape.com)
7月 3, 2004 at 02:14 午後 今日のトピックス | Permalink
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