猫の霊(?)にとりつかれ女子校が休校に

　インドの女子校で生徒たちが突然異常な行動を始め、学校が休校に追い込まれた。
　教師によれば、この２週間10人あまりの女生徒が理由もなく気絶し、目が覚めると猫のような行動を示すようになったという。オリッサ州の離村ドラゴビンドでは何件も同じような事件が起き、悪霊を除霊するため魔術師が駆り出されている。
　教師によれば、取り憑かれた少女は8歳から12歳にわたる。少女たちは猫のように顔を撫で鳴き声をあげたり何人かは気絶したりしたため、学校は休校せざるを得なかった。
　「最初におかしくなった３人の子は学校にくるなり倒れました。朝食を食べていないせいと考え食べ物を与えましたが、その後も普通に戻らずおかしな行動ばかりしていました。」「次の日は６、７人の生徒が倒れ、やはり猫のような鳴き声をあげました。すぐに村中に知らせましたが、気絶や猫の仕草がやまないため、休校にせざるを得ませんでした。」と校長のマンジュバラ・ペンデさんは語る。
　子供たちは地元の賢者が運営する隠遁所でマントラを唱えさせられ、除霊のための火の儀式が行われている。親たちによれば子供たちの症状は少々改善したものの、自分の身に何が起こったか思い出せない状況だという。(Webindia123.com-ANI)【吉】