ポルトガル出身の兄弟53年ぶりに再会
オーストラリアとアルゼンチンに別れ連絡が途絶えていた兄弟が、母国ポルトガルへの旅行中にお互いを認め53年間ぶりに再会した。
兄弟が最後に互いの姿を見たのは1951年、兄のフランシスコ・グレゴリオ・シルヴァさん(81)がアルゼンチンへ移住した時。弟のマリオ・シルヴァさん(70)はその20年後オーストラリアへ移住した。
二人はこの週末、移民が母国を訪ねる催しに参加するためポルトガルを訪れており、10/15にリスボン空港でツアーのバスに乗ったところで出会った。
「兄を見るとそこには父親の顔がありました。ショックで涙が溢れました。」とマリオさんは語った。「何も言えませんでした。何か言おうとするのに言葉が出ないんです。」フランシスコさんは付け加えた。
二人はアルガルヴェ地区にある故郷のトゥネスに住むもう一人の兄弟アントニオ・ジョアンさんを訪ねる予定だという。(Reuters)【吉】