体長45cmの犬、40cmの棒を飲み込む
英国ポーツマスに住むジョン・ハーストさんは、2歳のブルテリア「ミリー」と散歩をしていた。犬の散歩といえば棒投げである。ハーストさんが投げた棒をミリーがとりに走った。しかしミリーが地面に突き刺さった棒をとろうとしたところ、勢いあまって棒が口の中にズボッと全部入ってしまったのである。棒の長さは40cm、ミリーの体長は45cm。ほぼ全身に棒が通ってしまった状態だ。口の方から少し押してやれば、肛門からニョッキリ出てきそうな状態である。
ミリーは動物病院にかつぎこまれ、マイクロカメラで検査をうけた。棒はのどから胃の奥まで通っていたが、運良く内臓に刺さってはいなかった。
2時間の手術の後、ミリーは胃壁に少々傷を負っただけで助かったという。
獣医のマシュー・タイラーさんによれば犬が棒を飲んでしまうのはよくある事故だというが、「こんなに奥まで飲み込んだのは聞いたことがない」という。(Yahoo! News - AFP)【吉】