電車と衝突し60m引きずられても無傷だった男

　8/27、インディアナ州ゲーリーの20マイル北、ヴァルパライソに住むケネス・リプタックJr.さん(30)は通勤のため南に向かっていた。家から道に出たところで、家の近くのの踏切の警報が鳴り踏切のゲートが下がってきた。彼は北に向かう車と東の線路を確認した。この時間の電車はいつもその方向から来るからだ。
　しかし彼は逆方向を確認しなかった。西から時速約90kmで走ってきた電車が彼のステーションワゴンの助手席側からぶつかり、車を約60mほど引きずっていった。車はめちゃめちゃに壊れさかさになった。
　しかしリプタックさんは少々打撲を負っただけで、車の残骸から這い出してきた。病院での治療も辞退したという。警察は「奇跡だ。こんな事は見たこともない。」と語り、リプタックさんの母親ヘレンさんは神様が救ってくださったと語っている。
　警察はリプタックさんの警報無視に対して違反切符を切り、踏切は３時間にわたって閉鎖された。(AP)
　アンブレイカブル。【吉】