虫歯キャンディ
キャンディは、ビスケットや煎餅に比べて口の中に入っている時間が長いため、虫歯になりやすいことから、乳幼児におやつとして与えるのをためらう親は少なくない。また、虫歯がある時にキャンディを舐めると、突然痛み出したりしみたりすることがあるし、虫歯治療中なら詰め物が取れやしないかとハラハラする。
かように歯の弱い者とキャンディの相性は悪いわけだが、それならいっそその相性の悪いもの同士を合体させてしまおうという無茶な商品が「Tooth Ache Candy」である。
1つのパッケージには真っ白い歯がギッシリ、もう1つのパッケージにはドロリとした血液状の液体。もちろんどちらもキャンディである。
まずは付属のプラスチックのピンセットで白い歯をつまみ、血液に浸してみよう。それをピンセットで口に運べば、あらステキ、あっという間に抜け立ての虫歯の出来上がりだ。
どっぷり血にまみれた虫歯キャンディを5、6個口からポロポロこぼせば、学校や職場で注目を浴びること間違いなし。1.75ドル。【み】