偽札を印刷中紙詰まり —プリンタを修理に出して御用

　アリゾナ州当局は今週、米国の偽札の１割を偽造していたとみられる一味のメンバーを告訴した。このメンバーが偽札が紙詰まりしたプリンターを修理に出したことがきっかけとなった。
　３か月にわたる財務省検察局と地元保安官事務所の捜査の結果、紙幣偽造、銃器に関する違反行為、薬物に関する容疑で10人の容疑者が逮捕された。一味には高額の支払いで偽札を受け取り偽札の流通に荷担したウォルマートのレジ係りも含まれていた。容疑者達は購入後別のウォルマートで返品し現金に換えていた。
　一味はこれまで160,000ドル以上もの偽札をつくり、そのほとんどが流通しているという。(The Register)【吉】