カラテママ、息子をいじめから救う

　ロシアの一人の母親が息子をいじめから守るために立ちあがった。彼女はワレンティナ・イワノワ50歳。息子は22歳だ。
　モスクワに住むイワノワさんは引っ込み思案の息子ダニラさんが町のワルどもに長年いじめられているのを見て空手を始め、黒帯の有段者になった。
　「ダニラが殴られてあざをつくって帰ってくるのに我慢できなくなりました。」「ある時など筋肉ムキムキの大男が息子を殴り、若い男女達が周りで笑っているのを見かけたんです。ダニラは引っ込み思案で何でも自分でやることができないので、私が息子を守るために空手の道場に通うことにしました。」「道場で習った技をワルガキに試して以来、息子がトラブルに巻き込まれることはなくなりました。息子にしたことをそのまま返してやりましたよ。」「そいつは息子に近づかなくなったばかりか、私が買い物から帰ってくると荷物を持つといいだすまでになりましたよ。」とイワノワさんは語った。(Ananova)
　息子に自分でやらせろって。【吉】