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2006年9月19日 (火)

テームズ川沿岸で天使の目撃相次ぐ

 1666年のロンドン大火のあと、奇妙な話が人々の間でささやかれ始めた。テームズ川の上を天使が飛んでいるのを見たという人々が現れたのだ。やがて目撃例はなくなりこの伝説も消えた、しかし第一次世界大戦の期間に天使は再び現れ、第二次世界大戦でも再び同じ噂が流れた。いずれの時も目撃の回数は6回であり、多くの人はロンドン大火で亡くなった人数を意味していると考えている(注:ロンドン大火はその規模に比べ死者は6名と極めて少なかったといわれている)。
 そして今年に入ってロンドン・アイ(観覧車)近くで天使を見たという者が4人現れ、ウェブ上では熱狂的な人々も増えてきている。

 シーン在住の学生、ジェマイマ・ウォーターハウスさん(16)は5月、友達に会いにテームズ南岸を歩いている時天使を目撃した。彼女は「体中に安らぎがひろがっていきました。」と語る。「和みと親しみ、ある種の平和な感覚がしばらく続きました。」「言葉にするのはとても難しいです。心の平穏と言えば伝わるでしょうか。」
 彼女はすぐさま携帯でクイーン・メリー水上レストラン近くに浮かんでいる「天使」を写したが、画質がよくなかったという。
 「友人は信じませんでしたが、その夜画像をコンピュータに移して画像をクリアにすると、天使のような輪郭がはっきりしてきて、ようやく信じるようになりました。」

 
 こうした目撃例は「テームズの天使」としてウェブ上のチャットで話題になっている。川辺を歩く「エンジェル・ウォーク」も企画され、すでに「エンジェルTシャツ」も売り出されている。
 天使を目撃した他の人たちと実際に会い、体験を分かち合っている中年のある女性マニアは、これはロンドン大火に起源をもつものだとしている。仕事の同僚に笑われるからと名前を明かすことを拒む彼女は「これは何か意味のあることで、目撃は周期的に、あるパターンで現れています。」「私は確かに何かを見ました。それが天使だったと信じています。」「本当でないにしては目撃例が多すぎます。天使はいるんです。」と語った。

 しかしサウス・ロンドン・プレス紙の主任カメラマン、リア・デズバラさんは科学的な説明が可能だと考えている。「船の蒸気でつくりだされた幻影などいくつかの可能性が考えられます。解像度の低い携帯のカメラにフレアが写り込んだのかもしれません。」「しかし天使といわれているものが、みな同じような形に写っているのは興味深いことです。」(South London Press)

<関連サイト>
Thames Angel
Angel on the Thames(今年の画像もいくつかあり)
friends of the Thames Angel(今年の画像あり)

9月 19, 2006 at 12:23 午前 今日のトピックス |

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