８年間野生で育った少年見つかる

　３月１日、ウズベキスタンの山岳地帯で、1998年から行方不明になっていた10代の少年が８年ぶりに見つかったと地方検察官が発表した。検察官はこの少年は道路工事夫に発見され、「動物のように行動し、全てのものを恐れ、言葉は話せずうなり声をあげることしかできません。」と語った。
　専門家が1998年当時の写真を検証し行方不明になった少年だと確認した。また両親も並んだ数人の少年の中から彼を特定することができた。検察官は少年について、一連のリハビリテーションの後家族のもとに返されることになるとし、「少年は言葉や他人といっしょに暮らす事を教えられます。また彼が８年間どこでどうやって暮らしてきたのか解明にあたります。」と語った。(RIA Novosti)【吉】