チェコの幼児虐待事件、13歳の姉が実は34歳の女性と判明し事態は複雑怪奇に
(5/14)ある母親の幼児虐待がチェコ全土をショックにおとしいれた。
聴覚障害のあるOndra君(8)は階段の下の窓のないスペースに裸で、手足を縛られた状態で押し込まれ、満足に水や食事も与えられず、自分の吐いたものを喰わされていたのだ。主に虐待をしていたのは母親のKlara Mauerova。しかし他の家族やおばもOndra君への虐待を黙認していたものとみられている。
隣人により発見されたOndra君は脱水症状を示しショック状態であったため病院に急送、同居していた10歳の兄と対人恐怖症の13歳の養子の姉Annaは児童養護施設に保護された。母親のKlara Mauerovaは逮捕され、Ondra君への虐待がどれほど続いていたのか、虐待に加わったのは家族の誰かについて調査が行われている。Ondra君の保護と母親の逮捕で事態は一応の決着をみたかに思えた。
(5/17)しかしここで事態は複雑になる。事件について多くを知るはずのAnnnaが2日後の深夜施設を脱出したのだ。全国規模で少女の捜索が行われたが、発見される事はなかった。
調査が進むにつれ事態はおかしな方向に展開した。Annaについて警察は捜査を進めていたが、彼女の出自についても、どこから養子縁組されたのかについても一切記録がなく、Annaという少女は「存在しない」という結論に至らざるを得なかった。
(5/23)そして驚くべき事実が明らかになった。
Klara Mauerovaの説明によればAnnaはヤク中の両親に捨てられた少女ということだったが、Klaraの姉KaterinaによってAnna Mauerovaという13歳の少女は存在せず、彼女は実は以前Klaraと一緒に働いていたBarbora Skrlovaという名の34歳の女性であることがわかったのだ。
なぜKlaraは34歳の女性を名前と年齢を偽って養子縁組したのか。またAnna自身も手にいつもおもちゃを持って、少女を自ら演じていたのは何故か。これらの謎はこの記事を書いている現在まだ解けていない。(Radio Prague)【吉】
<関連画像>
◆虐待を受けたOndra君
◆逮捕される母親のKlara
◆Klaraと「13歳の少女Anna」
◆34歳のBarbora Skrlova(1)
◆34歳のBarbora Skrlova(2)
<続報>
◆「(続報)13歳の少女を装っていた34歳の女性、デンマークで発見」
◆「13歳の少女を装っていた33歳の女性、今度はノルウェーで13歳の少年として発見される」
5月 30, 2007 at 12:24 午前 今日のトピックス | Permalink
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