車椅子の男性、高速を時速80kmで疾走

　ミシガン州グランドラピッズの男性が乗る車椅子がトレーラー前面のグリルにはまり、トレーラーがそのまま高速を時速80kmで飛ばすという事故が起きた。
　車椅子に乗っていたベン・カーペンターさん(21)に怪我はなかったが念のため病院に運ばれた。彼は筋ジストロフィー患者で、シートベルトをしていたものの、走行中はとても助からないと思ったと地元局WOOD-TVの取材に語った。「5、60マイルくらい先までずっと止まらずに走っていくのだと思ってました。」
　ベンさんの父親のドナルドさんによれば、6/6午後、ベンさんがポーポーの交差点を渡りはじめたところ車椅子のハンドルがトレーラーのグリルに挟まってしまい、その後トレーラーが発進した。他のドライバーたちが携帯で通報、現場にいあわせた私服の警官がトレーラーを停止させたという。車椅子は車輪のゴムがとれた以外は無事だった。(Newsday.com)
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