終業式の日、児童たちに「ハリー・ポッター」最新刊の結末をばらした校長
英国のサマセットにあるセント・ジョンズ小学校の校長先生が、子供たちの夏休みの楽しみを奪ってしまった。学期の最終日にハリー・ポッターの最新刊「ハリー・ポッターと死の秘宝」の結末を朗読してしまったのだ。
ルイ・スウィフト君(9)はいう。「なんで校長先生があんなことをしたか分からないよ。いつもは人をがっかりさせることなんかしないのに。」「先生はハリー・ポッターの本を持ってるとも言わずにただ読み聞かせ始めたんだ。」 ジョーダン・アシュマン君(10)は「楽しみがなくなっちゃったよ。」、11歳のジョー君は「みんな文句を言ってるよ。」「僕は結末を知りたくないから耳に手を当てて目をぎゅっと閉じたんだ。」という。
バンフィールド校長は学期末の集会に集まった400人以上の児童の前で、同書のクライマックスを抜粋して読み上げた。地元の教育委員会は、「同校ではその日で学校を去る職員や児童にお別れをしていました。」「別れというテーマにふさわしい短い一節が注意深く選ばれました。」「学校側はこれが児童の楽しみを奪うとは考えていませんでした。」と説明している。
しかし英国PTA連合のマーガレット・モリシーさんは「全く許せないことです」と語る。「校長にそのつもりがなくても、彼女は一番残酷なことをしたのです。」「ハリー・ポッターブームをよしとするかどうかはともかく、この本は子供に本を読もうとする意欲を与えるものでした。」「彼女の行動のおかげで子供はこの本を読まなくなってしまうでしょう。」 (The Sun)【吉】
7月 31, 2007 at 11:28 午後 今日のトピックス | Permalink
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