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2007年7月29日 (日)

ミシガン州の電気掃除機マニア少年

 ミシガン州エイドリアンにすむカイル・クリッヒバウム君(12)は無類の電気掃除機好きだ。
 「フットボールより野球が好きだという人もいるけど」カイル君がCBSニュースのインタビューに答えて言うには、他の何よりも電気掃除機が好きだという。
 母親のマリリンさんによれば、彼は「掃除機」という言葉を喋れるようになる前から掃除機に情熱を燃やしていた。「カイルが赤ん坊の時、私が掃除機を使うとどこまでも掃除機を追いかけてきたのよ。」
 カイル君が初めて掃除機を買ってもらったのは1歳の時。2歳のハロウィーンの時には悪魔の形に飾りつけてもらい、昔の担任の話によれば6歳の頃には休み時間に掃除機をかけていたという。「休み時間が嫌いというわけじゃなく、外に出るより電気掃除機が好きだったんです。」「ある日は教室の片側を、次の日はもう片側をというようにね。」「校長室に掃除機をかけたこともあります。掃除できるところならどこでも。」
 今ではカイル君は165台の電気掃除機を持っている。彼は全ての掃除機を使い、1日に自宅を5回掃除するという。カイル君は1台の掃除機を見せて「これが一番好きな掃除機なんだ。」という。また別の掃除機について「新品同様の状態で形もかっこいいし、吸い始めは遅いけど完璧に動くんだよ。」と熱く語る。
 彼の掃除機は自宅のほぼ全部の部屋を占めている。姉のミシェルさんの部屋を除いては。「カイルったらいつも掃除してるのよ。いつも家の中はうるさいし。何でか全然理解できないわ。」とミシェルさん。
 カイル君はCBSの通信員、ハートマンさんに両親がどんな掃除機を使っていたかを尋ねた。「J.C.ペニー社の掃除機を使っていたことがあるよ。」とハートマンさんが答えると「ペンクレスト型? すげえ!」と答えた。J.C.ペニー社のペンクレスト型はレアで、1台しか現存していないという。「そのペンクレストはどうしたの?」ハートマンさんが両親に連絡したところ捨てたという答えに「捨てちゃったって?」カイル君は首を振った。
 カイル君はお隣の掃除機を修理したり、隣の家を掃除したりして小遣いをためている。もちろん貯めた小遣いは新しい掃除機に使うのだ。ではいったいいつ終わりがくるのか? 「パパとママは僕が大学に行くのに家を出たら掃除機の大売り出しをすると言ってるよ。」 カイル君は最初の音の出ない掃除機を開発したいと言っている。姉のミシェルさんには嬉しい話に違いない。 (wcco.com:動画もあり)
 素晴らしいマニア魂。頑張れカイル君。【吉】

7月 29, 2007 at 10:14 午後 今日のトピックス |

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