「身長１mあまりの温厚な小人」、司祭宅に現れる

　ニューメキシコ州ギャラップのカトリックの司教ドナルド・ペロテさん(62)から地元警察にこのところ奇妙な通報が相次いでいる。
　最近の通報は９月27日にあった。「身長１mあまりのハロウィーンのマスクを被った温和な小人が玄関にいる」というもので、小人が家にいる間ペロテさんはずっとクローゼットの中に隠れていたという。
　ペロテさんによれば１人が家に尋ねてきて、その後何人かが家に入ってきた。３時間あまりも家に居座り帰ろうとしなかったという。警察は家の中には誰も見つけることができなかった。
　ペロテさんはこの７月に自宅で高い場所から落ちて傷を負い、以来入退院を繰り返していた。この時警察はペロテさんから侵入者に襲われたと通報を受けたが、のちに落ちて怪我をしたものとペロテさんが認めている。
　ペロテさんの属する教区は彼に事情を聞いた上で聖職を続けさせるかどうか決める方針だ。(KOAT Albuquerque)【吉】