医師、遺体を9日間置き忘れ
ウイーンのアパートで死後9日たった76歳の女性の遺体が見つかった事件は、 死亡を宣告した医師が葬儀の手続きを忘れていたものと判明した。
死亡した女性の近所の住民が悪臭がだんだんひどくなっていることに気づき、今回のミスが判明したという。女性は一人暮らしだった。
「医師は救急隊が遺体を搬送するものだと思い込み、救急隊は医師が搬送の手続きを済ませていると思い込んでいました。仕事を始めて20年たちますが、こんな事態は初めてです。」とウイーンの衛生部局のアンドレアス・フラッシュナーさんはいう。
遺体は8日に埋葬された。(Reuters)【吉】