頭を串刺しにされ無事だった少年(画像あり)
インドの10代の少年がバスの衝突事故にあい、金属の棒で頭が串刺しになったが奇跡的に無事だった。
1.2mの手すりがManish Rajpurohit君(18)の額をつき破り、脊椎をあと数ミリのところをかすめて頭蓋骨の下部からつき出た。
学生のRajpurohit君はアンドラプラデシ州をバスで旅行していたところ大型トラックがバスに衝突、この事故で彼は座席に文字通り釘付けになってしまった。Rajpurohit君は言う。「僕は動けなくなったまま『助けて!』と力一杯叫んだんだ。」
救助隊が手すりを切断するスペースを確保するため、彼は一旦手すりに沿って頭を移動せざるをえなかった。座席から解放された後、頭にポールが突き刺さったままバスの中を移動し、リキシャで1時間かけて最寄の病院についた。ようやく到着した病院でも手に負えないと言われ、さらに3時間かけてバンガロールの病院に運ばれようやくポールを抜くことができた。
シャラン・パティル医師はいう。「驚くべきことです。(ポールは)脳の重要な部分を全て外れていたのです。」
今年の2月のこの事故のあと、Rajpurohit君は一旦脳の感染症にかかり危うく命を落としそうになったが、現在では回復している。(Telegraph:画像あり。もちろん抜けた後の。)【吉】