踊る歯科医、ドリルを患者の口の中へズブリと
ニューヨーク州シラキュースで、歯科医が治療中にラジオの音楽にのって踊っていたところドリルが折れて破片が患者の女性の目の近くまで達してしまった。この女性ブランディ・ファニングさん(31)は緊急手術をうけ3日間入院することになった。連邦裁判所は彼女の治療費および苦痛に対して60万ドル支払うよう、シラキュース・コミュニティ・ヘルス・センターの歯科医ジョージ・トラスティ氏(57)に命じた。
ファニングさんによれば、左の奥歯の痛みがひどくなってきたため彼女は同センターの歯科にかけこんだ。トラスティ医師は歯を抜くことにし、彼女に局所麻酔を打った。トラスティ医師はドリルを扱いながら(クリスティーナ・アギレラの?)「カー・ウォッシュ」という歌にあわせてリズミカルなステップを踏み始めたところ、口の中でポキリという音が聞こえた。
トラスティ医師は当初金属製のフックでドリルの破片を引き抜こうとしたが逆に破片を眼窩近くに押し込む形になってしまったため、外科医に緊急手術を頼むことになったという。(cbs5.com)【吉】