ヴァージニアのハイスクールで体がけいれんする謎の病気が流行
ヴァージニア州のハイスクールで謎の病気が職員や生徒を襲っている。この学校はロアノーク郡のウィリアム・ボイド・ハイスクール。この9月から生徒や職員の間で腕などがけいれんする症状がはやり始め、調査が進められているが原因はまだつきとめられていない。
問題の症状が起きているのは10名ほどだが、学校によれば1,200人の生徒のうち300人が欠席をしている。30名ほどの生徒が抗議を行ったが学校側は休校にする予定はないという。
最上級生のチャーリー・ウォレス君はロアノーク・タイムズ紙に対し、「けいれんしてる奴を玄関のところでみかけたけど、とてもひどかった。」「抑えられないんだよ。けいれんとしか言い表せないけど。」と語った。
11月5日に生徒と保護者、教育関係者、州の保健局、検査を実施している会社が会合を開いた。保護者は教育関係者に対し、学校を早急に閉鎖し別の場所で授業をもつよう迫ったが、最高責任者のロレーン・ラング氏は検査の結果によれば学校を閉鎖する必要はないと答えた。
これまでにこの症状が出ているのは何人かの生徒と教師1人。生徒の母親によると突然腕がけいれんし、同時に頭痛とめまいも起きるという。
「がたがたと、激しくけいれんして止められないんです。」最上級生のレイン・グリさんは症状について語る。「どうやって止めたらいいか、次は誰なのか、伝染するのかもわからないんです。」
2年生のジョー・ブラッドショー君は「写真室から出た二酸化炭素が原因だと言う噂もあります。鉛を含んだ塗料が原因だとも聞いています。誰も本当のところはわかりません。」と語った。(Roanoke.com),(FOXNews.com)【吉】