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2008年7月21日 (月)

インドのビーチバレーチーム、ビキニを拒否

 ビーチバレーの世界選手権に参加しているインドの女子選手たちが、インドの伝統に反するとしてビキニの着用を拒否した。その結果当初ビキニの着用を義務づけていた主催者側も規則を緩め、インドの代表団はTシャツの着用と長いパンツの着用を認められたという。
 「私たちが試合に求めるのは試合内容であってドレスコードではありません。」とインドチームのメンバー、カナカ・マハラクシュミさんはいう。彼女は現在世界的なビーチバレーの試合で認められているビキニの着用を求められるならば、出場しないと語った。チェンナイで行われるビーチバレー選手権のA.J.マーチン代表は、参加国の宗教的、文化的背景を尊重し、ユニフォームの変更を許可すると語った。
 しかし海外のチームは、観客にはユニフォームより試合内容に注目してほしいとしてビキニにこだわる姿勢をみせている。フランスチームのZoe Chaterさんは「他国の文化を尊重するためならどんなことでもしましょう。誰かを傷つける意図はありません。私たちはスポーツをしに来ているんですから。」と語ったが、「私たちのチームを見たならば、インドチームも将来的にはビキニを着るようになるでしょう。」と言い添えた。
 なおビーチバレーではビキニのみ許されるドレスコードは一般的でなく、多くの女性選手がタイツや短パンを履くのを認めるべきと主張している。(Telegraph)
 なお日本ビーチバレー連盟の4人制ルールブックでは、競技者の服装について「ショートパンツまたは水着を用い、シャツは、ジャージーまたは“タンクトップ”でも良いが、大会規定で定められている場合はこれに従う。また、帽子をかぶっても良い。」としているが、ユニフォーム規程を見るとビキニの場合サイドは7cm以下となっているようだ。これについて連盟側は「選手個々に任せている」とのことだが、理屈上マイクロGストリングも可能なわけで、これってなんか嬉しくおかしくない?【吉】

7月 21, 2008 at 01:56 午前 今日のトピックス |

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