モンティ・パイソンの映画30年ぶりに上映禁止解ける
モンティ・パイソンの「ライフ・オブ・ブライアン」が、ウェールズの街アベリストウィスで今月30年ぶりに公開可能となった。
「ライフ・オブ・ブライアン」はキリストの隣のうまやで生まれ、救世主にしたてあげられたブライアンという男の一生を描いた作品で、ラストシーンで十字架にかけられながら歌う「オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ」はナイキのCMでも有名である。この映画は、アベリストウィスでは1979年の公開直後にキリストを侮辱しているとして、地元の宗教リーダーの委員会で上映禁止と決定されていた。
偶然にもアベリストウィスの現町長は「ライフ・オブ・ブライアン」でブライアンのガールフレンド、ジュディスを演じたスー・ジョンズ・ディヴィスである。「いろんな街で上映禁止になったので、アベリストウィスでどういう理由で禁止になったのかはよく覚えていない」と現町長は語る。3月28日には現存メンバーのテリー・ジョーンズとマイケル・ペイリンを招き、映画についてのセッションが行われる。(UPI.com)【吉】