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2009年3月29日 (日)

最悪の連続殺人犯は幻だった

 ドイツの警察は、15年間追っていた連続殺人犯が実際には存在しないことを認めた。
 「ハイルブロンの幻」と呼ばれていたこの女性は、6件の殺人や不審死に関与しているとされ、ドイツ警察は最も凶悪な犯人としていた。しかし現場でのDNAサンプルを収集する際に用いた綿棒が、ボリビアの工場で働く事件とは無関係な女性の体液で汚染されていることが判明したのだ。
 警察はこの16年間に、老人の絞殺などを含む6件の殺人を行ったとして正体不明の女性に容疑をかけていた。この女性はドイツ南部の街で女性警官を殺してから「顔のない女」あるいは「ハイルブロンの幻」と呼ばれていた。
 警察の容疑は、ドイツ南部やオーストリアでの40件以上の事件現場で採取された一人の女性のDNAにもとづいていた。2007年にハイルブロンで22歳の女性警察官が殺害された現場でふたたび同じDNAが検出されてからは、逮捕に結びつく情報には30万ユーロの賞金までかけられていた。
 しかし警察は一向に容疑者の特定をすることができなかった。

 ザールブリュッケンの検察官によれば、「ハイルブロンの幻」の実在に疑念がもたれたのは、火災の犠牲者から同じDNAが検出されたときだった。
 警察がはじめ犠牲者を特定しようとしたところ問題のDNAが検出されたが、2度目の試験では検出されなかった。それによって試験用の器具自体がDNAで汚染されている疑いがもたれ始めた。
 現在ではDNA採取の時に用いられた綿棒が、ボリビアの工場で働く女性のDNAで汚染されていることが判明した。
 「『幻の殺人者』の謎がとけました。」ハイルブロンのフォルカー・リンク検察官は語った。(BBC)【吉】

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3月 29, 2009 at 12:01 午前 今日のトピックス |

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 東京福袋さんのTokyo Fuku-blogの2009年3月29日のエントリー『最悪の連続殺人犯は幻だった』は、なんか面白い話。  ドイツ警察が15年にわたって追い、2007年の女性警官殺害事件以降は30万ユーロ(現在約3900万円)の賞金をかけられていた、6件の殺人・および数々の不審死の現場でDNAを検出された謎の女、通称「顔の無い女」「ハイルブロンの幻」と呼称されていた謎の女。どれだけ警察が追っても、一度も姿を現すこと無く、40件以上の事件現場でDNA採取された。この連続殺人犯が、実は存在しな... 続きを読む

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