自家製電気椅子で6人以上を殺害
ロシアの男が自家製の電気椅子で少なくとも6人を殺害していることがわかった。
発電所勤務のこの男、ドミトリー・K(30)は、踏んだ者を感電死させられる電気カーペットを作った件でも告発されている。
この男はウェブサイトにコンピューターのパーツを買うという広告を出し、被害者をおびき寄せていた。男は被害者が男の家に到着するとまず自作の電気椅子に座らせ、その後被害者を縛り付けコンピュータから電流を流すスイッチを入れていた。被害者の死後、遺体は森の中で燃やしたという。
警察は23歳の学生の遺体を発見後、エカテリンブルクにあるこの男の家をつきとめた。遺体はひどく焼けており、警察は歯型から被害者を特定した。また現場からは男の指紋も検出された。
男は学生を殺害したことを認めているが、警察はこの男がさらに少なくとも5人を殺害したとみている。ウラジミール・ダビドフ捜査官は「さらに被害者がいることに確信をもっています。」「男は車庫の中で被害者に襲いかかり電気椅子に縛り付け、体にかなりの高圧の電流を流しています。」と語った。男は警察が他の遺体を発見できれば殺害を認めるとしている。
この男はまた家の近くを通過する車を止める装置、そのドライバーが男の家の玄関を訪れた時感電死させるためのドアマットも開発したという。また電磁波により人の記憶を消去する装置も計画していたとしている。
ここ数か月の間にロシアでは残虐な殺人事件が続いている。
3月には友人を斧で殺害し、自分の息子が見ている中料理して食ったオレーシャ・モストフシコワ(27)が逮捕されている。
1月にはサンクトペテルスブルクで、21歳の肉屋の男と友人の花屋が16歳の女学生Karina Barduchyanさんを殺し、ジャガイモと一緒に料理して食っている。犯人のYuri MozhnovとMaxim Golovatskikhは警察の調べに対し、その理由を腹が減ったからと答えている。
昨年の9月にはヤロスラーヴリで悪魔崇拝者が儀式の中でOlga Pukhovaさん(15)とAnna Gerokhova(16)を殺して食い、同月には警察が9か月の間に13 人を殺したエホバの証人のメンバー2人を逮捕したと発表している。犯人のVladimir Gurianov(44)とElvira Egorycheva(46)は神からの使命だとして犠牲者を刃物で切ったり、銃で撃ったり、棒状のもので殴ったりして殺していた。(Mail Online)
「電磁波により人の記憶を」のくだりは妄想だと思うけど。【吉】