足がないカエルの原因判明
科学者がこの10年間に世界中で見つかるようになった「足のないカエル」の原因をつきとめた。
世界中で、足がなかったり異常な形のカエルが見つかるようになり、多くの研究者は化学物質による汚染が原因と考えていた。しかし、結果的にはより自然で害のない要因が原因とわかった。実際のところ、足のないカエルは、オタマジャクシの頃ヤゴに足を食べられたものとわかった。
1980年末から1990年始めにかけ、研究者のもとに足が余計についていたり、足の一部や全体が欠けたカエルの報告がよせられるようになり、熱心に論議がなされるようになった。
一部の研究者は捕食者や寄生虫などの自然な要因が原因と考えていたが、化学物質による汚染、オゾン層の破壊による紫外線の照射量が増えたためと考える研究者もあった。
長い研究の結果、カエルに足が余計に生える原因は解明された。こうしたカエルにはRiberoria trematodesという扁形動物が寄生していることがわかった。この生物はオタマジャクシが足を形成する部分に寄生するため、足の発達が阻害されるのだ。しかしもっとケースが多い、足が短い、あるいは足がないカエルの説明はついていなかった。
この原因はニューヨークのハートウィック大学と英国のプリマス大学によって解明された。捕食者が原因と考えた彼らは、オタマジャクシとトゲウオ、イモリ、ゲンゴロウ、タイコウチ、ヤゴをそれぞれ同じ水槽に入れた。オタマジャクシを捕食したのはそのうちヤゴだけだった。
ヤゴはオタマジャクシをまるごと食べることは少なく、オタマジャクシをつかまえ後足だけを食べることが多いという。ごく幼い時期に食べられた場合普通に足が生えることもあるが、成長するにしたがってその能力は失われていく。
研究者によれば原因が全て解明されたわけではないが、この説が現在のところ最も有力だという。(BBC:足のないカエルの画像あり)【吉】
6月 28, 2009 at 06:32 午後 今日の生き物 | Permalink
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足がないカエルの原因判明
だ、そうな。自然って面白いですね。
記事にもありますが、80年代〜90年代に報告が相次ぎ、研究が進んだそうで、
やはり、環境破壊が有力な原因と考えられていたとか。
覚えてはいないけど、おそらく「環境破壊による犠牲者」として取り上げられたりも
してたんじゃないでしょうかね。
前にも書いたかもしれないんですが、「自然に起こった普通ではない(と思われる)
出来事は全て人間のせい」といった環境保護的視点は、それはそれでエゴと言うか
人間中心主義的思想だと思うのですよね。... 続きを読む
受信: 2009/06/29 11:56:32