アメリカの家族写真が勝手にプラハの店の広告に
ミズーリ州セントルイスのダニエル・スミスさん(36)は去年家族の写真を撮り、クリスマスカードにして親戚や友人に配り、自分のブログやソーシャルネットサイトに載せた。写真にはスミスさんと夫のジェフさん、2人の子供が写っていた。
そして10日ほど前。スミスさんの大学時代の友人がチェコのプラハをドライブしていたところ、食料品店のウィンドウにスミスさん一家の大きな写真が貼られているのを見つけた。彼は写真を撮りスミスさんに送った。「私のクリスマスカードの写真がプラハの食料品店のウィンドウに大きくして貼られていたんです!」とスミスさんは語った。
問題の食料品店「グラツィエ」のマリオ・ベルトゥッチオ店長は、この写真はネット上にあったものだとしている。詳細は不明だが店長はこの写真はCGだと思ったという。この写真が実在の家族の写真であることを知らされ、店頭から外すことにし、謝罪のメールを送ることにした。
スミス一家も、撮影したジーナ・ケリーさんも誰にも写真の使用許可を出していない。ケリーさんは何故この写真が使われることになった経緯を写真家協会を通じて調査している。(Metro.co.uk)【吉】