11歳の少年は戦死したパイロットの生まれ変わりか
ルイジアナ州ラファイエットに住むジェームズ・レイニンガー君(11)は、自分は第二次世界大戦中のパイロットの生まれ変わりだと主張している。
彼によれば自分は元ジェームズ・ヒューストン・ジュニア大尉であり、1945年に硫黄島の戦いで日本軍に撃墜されて死んだとしている。彼のことが紹介されている本「ソウル・サバイバー」は米国でベストセラーとなった。同書には2歳児だった彼がいかに戦争についての記憶を語ったかについて書かれている。
両親のブルースさん(59)、アンドレアさん(47)は当初生まれ変わりについては懐疑的であったものの、ジェームズ・ヒューストン・ジュニア大尉の親戚をつきとめた。彼らはレイニンガー君の明瞭な戦争について感心しているという。
アンドレアさんはミラー紙に語る。「息子がうなされている間は何を言っているのかわかりませんでした。しかし2、3か月後、廊下を歩いている時に、息子が『飛行機が墜落した、発火した、脱出できない』というのを聞いたんです。」「息子に何故飛行機が落ちたか聞くと、『日本軍に撃たれた』と言ったんです。」
レイニンガー君は自分の船は「ノタマ」であるとし、「ジャック・ラーセン」という名を覚えていた。また本を読んでいると2歳の彼は硫黄島の写真を指差し、そこが自分の飛行機が撃墜された場所だと言ったという。
アンドレアさんは硫黄島の戦いで死んだパイロットの中からジェームズ・M・ヒューストン・ジュニアさん(当時21)の名前を見つけた。彼は1945年3月撃墜された。彼が参加する最後の作戦だった。
レイニンガー君はミラー紙に語る。「自分では覚えてないけど、2歳の時に何が起きたかは聞かされたんだ。信じられない話だよ。」リンク: (Telegraph)
おや本人は覚えていないのか。硫黄島という映画にもなるような歴史的な戦闘をもってきたのが怪しい。もっとマイナーな戦闘で死んだのなら信憑性も増すのだが。【吉】