初夜に発覚! 妻は精液アレルギーだった
あるアメリカの夫婦が、初夜に妻が夫の精子に対してアレルギーをもっていることがわかり、子供をもうける別の方法を探っている。
ペンシルバニア州のマイクとジュディのボイド夫妻は大学で出会い、2年間の交際の末2005年に結婚した。結婚前には避妊具を使用していたが、結婚後避妊せずにセックスをしたところ、事態が悪い方向へ向かった。
「すぐに何かおかしいことに気づきました。激しい痛みを感じたんです。」 ジュリーさんはドキュメンタリー番組「ストレンジ・セックス」の中で明かした。「痛みは体の中で起きていました。体の中で誰かが針でつついているようにヒリヒリしたんです。本当に怖くなりました。」 彼女の痛みは何週間かつづき、時には発疹もでたという。
医師は最初この痛みの原因をつきとめることができなかったが、友人の医師がアレルギーの可能性を示唆し、さまざまなテストの結果、「精漿過敏症」であると診断された。
「ピーナッツのアレルゲンや花粉のように、体が精液を非自己タンパク質だと認識してしまうのです。痒みや神経末端での炎症をひきおこします。」とシンシナティ・メディカル・センターのAbndrew Goldstein博士は説明する。このことは、ジュリーさんの体はマイクさんの精子を攻撃し活動停止の状態に追い込むことを示している。
医師はこの問題に対し治療を行ったが、同じ症状に悩む一部の夫婦には有効な治療法も、ボイド夫妻には効果がなかった。夫妻は今養子をとることを検討中だという。(Metro)【吉】