イタリアで未成年の豊胸手術禁止へ
イタリアで、18歳未満の女性に対し豊胸手術を含む整形手術を禁止する法律が定められようとしている。
最新の調査によれば、イタリアでは2008年には1万人を超えるティーンエイジャーが手術をうけ、その多くが整形手術だという。役所は、増加する無許可のものを含む手術の失敗や基準に満たないシリコンによる事故を抑えようとしている。
イタリア厚生省のフランチェスカ・マルティーニ次官によれば、政府は整形手術を行う外科医の登録制度を設けたい考えだ。「この立法は、増加する、ただファッションのために豊胸手術をし、リスクがあることを考えない18歳未満の少女を対象としたものです。」「あまりにも多くの思春期の少女がこの種の手術にはリスクが伴なうことに気付いていません。整形手術は単にファッションや外見の為に行うべきではありません。」という。
イタリア整形外科医師会のフランチェスコ・ダンドレア氏は「この登録制度に大賛成です。現在はあまりに多くの医師が適切な資格もなく整形手術を行っています。」という。「18歳未満の少女に整形手術を禁止することは、少女たちが手術を受けるには若すぎるという点でも良い考えです。外科医の中には自分が何をしているか自覚せず大きなリスクをつくりだしている者もいます。」
イタリア整形外科医師会の統計によれば、イタリアでは年間8万5千件ほどの豊胸手術が行われており、その70%は美容的理由によるもので、30パーセントはがん治療に伴なうものだという。(Telegraph)
数年前イタリアに行ったとき女性の巨乳率に舌を巻いたが、その多くが人工だったとは…【吉】