遺品とともにおばあさんの脳が届く
ニューメキシコ州の一家に元に、葬儀社から亡くなったおばあさんの遺品とともにおばあさんの脳が届けられた。
訴訟の内容によれば、エスパニューラヴァレーのデヴァルガス葬儀社から家族のもとに届いた袋は家族のトラックの中に一晩置いてあったが、やがていやな匂いがすることに家族が気づき、袋を開けてみると、遺品のほかおばあさんの名前と「脳」と記してある袋が入っていたという。「愛する家族の脳は遺品扱いすべきではありません。」と一家の弁護士、リチャード・ヴァレ氏はいう。
葬儀社のオーナー、ジョニー・デヴァルガス氏は同社に過失はなく、責任は隣接するユタ州の別の葬儀社にあるとしている。「私に言えることは、当社には全く非はなく、ご家族の面倒も十分にみさせていただいた、ということです。」とデヴァルガス氏は地元紙アルバカーキ・ジャーナルの取材に答えている。「ご家族には細心の注意をもってお世話をさせていただき、私どものサービスを非常に喜んでいただけました。」と彼は語る。
訴えの中で一家の名は姓しか明かされていない。一家のおばあさんは9月にユタ州で交通事故で亡くなっている。(Metro.co.uk)【吉】