知能があるかのように迷路を通り抜ける不思議な油滴(動画)
イリノイ州ノースウェスタン大学の研究者が、ネズミのように迷路を抜ける油滴を開発した。最終的な目的は迷路のような血管を経由してガンの治療薬を患部に送ることだ。
物理化学者のBartosz Grzybowski氏は約6.5平方センチメートルの迷路をつくり、それを水酸化カリウムの塩基性溶液で満たした。微弱な酸性の鉱油やジクロロメタンをスタートに置き、ゴールには塩酸に浸けたアガロース・ゲルの塊を置いた。
ゲルの酸はゴール近くの溶液に溶け出し、ゴール付近の酸性を強くする。塩基性溶液と酸性の油滴は相互に作用し、油滴をより酸性の強いゴールへと推し進め、最短のコースを通るように進むという。
ガンはガンでない部分より酸性が強いことから現実にも応用できるという。(ScienceNOW:動画はこちら)
すみません訳しておきながらよく理解できてません。【吉】