グーグルマップの指示どおり高速を歩いた女性、車と接触しグーグル社を訴える
"Search Engine Land"によると、ロス在住のローレン・ローゼンバーグさんは、グーグルマップの指示どおり高速道路を歩いていたところ車と接触したとして、グーグル社に対し治療費及び損害賠償金として10万ドルを求めて訴えている。また彼女は接触したドライバー、ユタ州パークシティのパトリック・ハーウッドさんも訴えている。
1月19日、ローゼンバーグさんはユタ州パークシティ、デイリーストリート96から同プロスペクターアヴェニュー1710へ向かおうとしていた。彼女がブラックベリーを使いグーグルマップで経路をサーチしたところ、グーグルマップは高速道路、州道224号線を約1km含む経路を示した。彼女は示された経路のとおりに州道224号線を歩き始め、ハーウッドさんの車にはねられた。
ローゼンバーグさんの訴状には「被告グーグル社が安全でない指示を無謀かつ不注意にも行ったたことが直接原因および近因となって、原告ローレン・ローゼンバーグは危険な高速道路へ誘導され、その結果として自動車にはねられ、苦痛を伴う永続的な身体的、情緒的、精神的危害を被った。」と記してある。
グーグル社はルートの指示に関して、「経路の指示はベータ版です。注意して下さい。この経路は歩道などがない場合があります」という注意書きを示しているが、この注意書きは携帯端末では表示されない。(PCWorld)【吉】