世界一強い55%のビール10万円(剥製に入ったビン入り)
スコットランドの醸造会社BrewDogが、超高アルコール度数のビール「ジ・エンド・オブ・ヒストリー」を開発した。価格は1本約10万円。小動物の剥製でくるんだ瓶入り。アバディーンシャーはフレーザーバラの同社が開発したこのビールは、ウィスキーやウォッカを凌ぐアルコール度数55%。同社はショットグラスに注ぎ「ウィスキーのように楽しむ」ことを勧めている。
12本の「ジ・エンド・オブ・ヒストリー」はすでに生産が完了し、オコジョやリス、ウサギの剥製に入った瓶に詰められた。剥製には自然死した動物を使っており、生産の為に殺してはいないという。小動物にはキルトや山高帽など様々な服が着せられている。
創業者の一人ジェームズ・ワットさんはこのビールを「剥製術と工芸、醸造技術の完璧な融合」と表現している。「これは極め付きのビールです。奇抜さと芸術性、反骨精神の斬新な融合です。ビールと剥製の一般的な認識を変えたのです」「このボトルは美しくもあり、不穏でもあります。ビールが持つ固定観念を崩しタブーを破ったのです。」と彼は語った。(Metro.co.uk:画像あり)
「世界一強い55%のビール10万円」でよかったのでは。剥製は蛇足では? なお同社では"Tokyo"という18度のビールも出している。【吉】
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