散弾銃で顔を失った女性、「義顔」を装着
16歳の時に散弾銃で顔の一部を吹き飛ばされた女性が、人工の「義顔」をとりつけることとなった。
オレゴン州ミルウォーキーのクリッシー・ステルツさん(27)は、1999年3月、パーティーの席上で友人が誤射した散弾を間近にうけ、目と鼻を大きくえぐられてしまった。
その後ステルツさんは昏睡状態に陥り6週間病院に入院した。医師は彼女が死亡しなかったのは奇跡だとしたが、彼女の顔は大きく変形してしまった。また視覚を失い、一部の聴覚も失った。
昨年結婚し1児の母となったステルツさんは、これまで顔の傷を隠すためスリーピングマスクを着用していたが、このたび人工の顔をつけることとなった。
医師は彼女が子供の頃の写真をもとに現在の顔を推定し、人工の顔を作成した。顔の固定には左足の骨や植皮、ねじや金属板を用いた。「義顔」の状況について、彼女は非常によいと語っているという。(Telegraph:義顔装着前後の画像あり。ちょっとショッキングかもしれないので要注意)【吉】