ドイツで食人レストラン開店の噂
【これについて、8/31ドイツのベジタリアン団体VEBUが記者会見を行い、同団体の仕業だと公表した】
以下の記事について、引用元のガーディアン紙は、このレストランが実在するかどうかは不明だが、広告やそれに基づく抗議の声があったことは事実としている。
ベルリンで開店間近のレストランが、睾丸や腹部の脂肪、耳などの提供者を募っているという。アマゾンのある部族の古い習慣に基づいてそれらを料理にするというのだ。この広告に対し、不快感を表明する人々が増えつつある。
ウェブ上で、またはドイツの新聞やテレビで、このレストラン"Flime"は、新しい食習慣のムーブメントであるとして、ドナーや人肉料理を食べるメンバーを募集している。
広告には「メンバーは、肉体の一部を提供する遺志があることを言明してもらいます。」とあり、病院に係るコストはレストラン側が負担するとしている。レストラン側はまた「理解のある外科医」を募集している。レストランの場所はオーナーや投資家の身元を守るため秘密としている。
予定のメニューの一部として、同レストランはブラジル料理のボリーニョやフェジョアーダを挙げているが、使う肉の種類については触れていない。
同レストランは、ブラジルでかつて食人の習慣があった「ワリカカ(Waricaca)族」からヒントを得たとし、同種族は愛する者の遺骸の一部を食べ、生きている者と死者の間の関係を強めたとしている。
同店の広告は不信と同時に怒りを呼び起こした。キリスト教民主同盟のミヒャエル・ブラウン副議長はレストランを禁止すべきというメールをうけとったとしているが、彼のいう「おそらく人目をひくためだけの行為」の背後にいるのが誰なのか特定できていない。
彼はビルト紙に対し、「これは一種の悪質なジョークだと考えて行動しています。」「ベルリンでそれほど遠くない過去に食人事件(注:「ローテンブルクの食人鬼」事件)があったからというだけでなく、胸が悪くなるような話です。」と語った。(The Guardian)【吉】
8月 29, 2010 at 01:51 午後 今日のトピックス | Permalink
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