12歳の少女にストーキングしていたペドファイルの正体は別の12歳の少女
オーストラリアで12歳の少女がフェイスブック上で児童性愛者からストーキングを受けていた事件で、オーストラリア連邦警察は1か月にわたる捜査を行ってきたが、少女にわいせつな画像を送りつけるなどのいやがらせをしていたのは別の12歳の少女であることが判明した。
シドニー在住のこの少女とその友人は2週間にわたりストーカーのいやがらせをうけてきた。8月に少女のフェイスブックに何者かがハッキングし、彼女のアカウントを使って彼女の友人に彼女に関する情報を聞き出そうとしていた。またハッカーは彼女のアカウントから母親に「俺に娘をよこせ。娘たちは俺を愛してるし俺も彼女達を愛してるんだ。俺を娘から遠ざけることなんか永遠にできないぜ! 彼女達と一緒にいたいんだ。彼女たちは俺の子供の母親になるんだ。」「お前の娘達を見つけ出してやる。」など下品な脅迫のメッセージを送っていた。
母親は娘にベビーシッターをつけるなどしていたが、ある日娘が電話をよこし、ストーカーが彼女の友人から自宅の住所まで聞出したと泣きながら話したという。「怖いの。ストーカーにつかまって殺されるとみんな言うの。」 母親は急いで家に帰り、以来娘を一人で家におくことはなかったという。
母親はフェイスブック社に連絡をしたが、同社からは回答がなかったため、警察に通報していた。なおフェイスブック社は13歳未満の登録を制限している。(Sydney Morning Herald)【吉】