「死んだフクロネズミ投げ選手権」に批判集中
フクロネズミの死体投げコンテストが行われたニュージーランドの学校に対し批判が集中している。このコンテストが行われたのはマナワトゥのクロイトン・スクールで、9月12日に児童がフクロネズミの死体のしっぽを持ってどれだけ遠くに投げられるかが競われた。動物虐待防止協会(SPCA)は、学校側に対し話をする用意があるという。
フクロネズミはオーストラリアでは保護対象となっているが、ニュージーランドでは外来種であり害獣と考えられている。しかしこのイベントが地元紙で紹介されるや反発が起きた。批判者はこのイベントが動物への軽視を生み出すとしている。「法的には違法でないとしても、動物の死体を投げることは倫理的に間違っています。」「今や地元の人々は目を覚まし、今は2010年であり、このようなことはなすべきでないと自覚すべきです。」とSPCAのダニー・オーガー氏はマナワトゥの価値感に対し異議を申し立てている。
同学校の校長は同イベントについて、いかにフクロネズミを人道的に処分するかを教えるためのものであり、子供らしさの表れであるとしている。(Metro)
ニュージーランドでは去年恒例の「死んだウサギ投げ選手権」が中止になっている。死んだ動物を投げることにある種のユーモアを感じるようだ。【吉】
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