女性が顔に酸をかけられた「硫酸テロ」は狂言だった
通り魔に酸をかけられたとして世界中の同情を集めていた女性が、自分で顔に酸をかけたことを認めた。
バンクーバー署のクリフォード・クック署長は、ベサニー・ストローさんが顔に重度の火傷を負った通り魔事件は作り話であると彼女が認めたと発表した。クック署長はストローさんの動機は不明だとしながらも、彼女は非常に後悔していると語った。
署長は捜査の中でいくつかの矛盾が生じ、9月14日の自宅の捜査および事情聴取において、「ストローさんが酸は自分でかけたと認めた」という。
8月30日に起きたこの事件に関連して、警察は黒い服を着たポニーテールの女性を探していた。ストローさんは女性に「もしもし、可愛いお嬢さん、飲み物がほしい?」と声をかけられ、酸を顔にかけられたとしていた。事件後ストローさんは様々なメディアにとりあげられてきたが、オプラ・ウィンフリー・ショーへの出演はキャンセルとなった。(Sydney Morning Herald)【吉】
<関連記事>
◆寝てる間に顔中星を彫られた…は嘘だった!