« ボスニアの警察、子犬を川に投げ込む動画の少女を特定 | トップページ | 車道に這い出した乳児、危うく助かる(動画) »

2010年9月 5日 (日)

ドイツの食人レストランの噂はベジタリアン団体の仕業と判明

 ベルリンの人肉レストランの件は、菜食主義を主張するためにドイツのベジタリアン団体によるでっちあげだった事が判明した。ベルリンで行われた記者会見でドイツ・ベジタリアン協会(VEBU)が発表した。
 「人類は地球温暖化、食料危機、森林破壊、水不足、世界的な疫病の流行などに直面しています。」「これらすべての問題は、食肉の多量の消費によってもたらされ、より深刻になっているのです。」と同団体のゼバスティアン・ツェッシュ代表は語った。同団体は1892年に設立され、現在では3,000人の会員がいる。
 8月31日朝、同団体のベルリン本部で行われた会見にはおよそ20の報道機関が集まった。当日の記者会見では人肉のサンプルが提供されると宣伝されていたが、記者たちに配られたのはベジタリアン用のクレープであった。
 この騒ぎは多くの注目を集めたが、これを楽しく思った者ばかりではない。ドイツの政治家ミヒャエル・ブラウン氏は「検討はずれのジョークだと思っているが、最低なジョークだ」とビルト紙に語っていた。
 またブラジルの街、グアジャラ・ミリンの職員は、AOLニュースに対し、食人レストランのサイトをつくった者を同街の観光上のイメージを悪化させたとして訴えたいと語っていた。同サイトでは、食人レストランがアマゾンの同地域にもう一軒あるとされており、また同サイトで食人の習慣があったとされているワリ族の村も現在では観光地としてにぎわっている。「ブラジルでは、隔絶した地域の部族でさえも、今日では食人を行うことはありません。」とブラジル政府の土着民の権利保護を担当するサンチアゴ・デ・フロタ・ヴィエイラ広報官は語る。 (AOL News)【吉】

<関連記事>
ドイツで食人レストラン開店の噂

9月 5, 2010 at 03:40 午後 今日のトピックス |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドイツの食人レストランの噂はベジタリアン団体の仕業と判明:

» Twitter Trackbacks トラックバック
続きを読む

受信: 2010/09/06 1:34:25