同じ学校出身の10代女性が5か月間に3人連続して自殺
同じ学校出身の十代の女性が、この5か月間で3人自殺とみられる死に方をした。
ケイリー-アン・トンプソンさん(19)は先月首を吊ったフランシス・スケインさん(15)、5月に亡くなったジーナ・ヘリワード-アイザックさん(13)に続いて3人目の自殺者となった。トンプソンさんとスケインさんは顔見知りだったが、家族はトンプソンさんの死はスケインさんの死とは無関係だとしている。
トンプソンさんは英国ウィルトシャー州トローブリッジのジョン・オブ・ゴーント普通科学校の出身で、スケインさんとアイザックさんも同校で学んだ。
母親のジョアン・ヒューレットさんは「他の同級生とはうまくやっていました。他の2人が自殺したことは知っていましたが、娘が2人の真似をするとは思えません。」「美しく活発な娘でした。後追いをするような娘ではありません。頑固でしたから。」「地元では3人の死には関係があるように言う人もいますが、そんなわけはありません。」「これは事故であり、娘は死ぬつもりはなかったということは確かです。」「注意をひく為に自殺の真似をしたことはあります。物事の中心にいることが好きな娘でしたから。けれど生きることも楽しんでいました。」
トンプソンさんは2年半前ジョン・オブ・ゴーント校を卒業し、理容を学ぶためトローブリッジのカレッジへ進んだ。ウィルトシャー署によれば、通報をうけ警察と救急車が自宅の現場に向かったのは12日の朝9時。「部屋に入ると、若い女性は医師の助けが必要な状態でした。残念なことに間もなく女性は亡くなりました。」という。
ウィルトシャー州議会とウィルトシャー署の共同声明には、「この事件は不審なものとして扱ってはおらず、これに先立つ事件とは無関係である。」「こういった悲しむべき事件が増大することを非常に懸念する。憶測やセンセーショナリズムは役にたたないばかりか、最悪の場合精神的に弱い人々を危険にさらすことになると考える。」としている。
同校に入って1年目だったスケインさんは自宅で死亡した。9年生だったヘリワード-アイザックも自宅で死亡しているのを発見されている。(Mail Online)【吉】