バスルームに3週間閉じ込められた女性、救出される
パリで高齢の女性が、バスルームの鍵が壊れに20日間閉じ込められ、救出されるという事件があった。
バスルームには窓も電話もなかったため、69歳のこの女性は夜配水管を叩き近所に知らせようとしていたが、近所の住民は工事の音だと思いこみ、工事をやめさせる嘆願書を出そうとしていた。一方一部の住民が最近女性を見かけないことに気づいて通報し、エピネ・ス・セナールにあるアパートの2階の女性の部屋に救急隊が送られた。女性は床に寝そべり、大変衰弱した状態だったという。女性は3週間の間蛇口から出るお湯を飲んでいたという。現在は病院で快方に向かっている。
近隣住民の一人は、「夜でもハンマーのような叩く音が聞こえていました。」「夜工事をしているのだと思ってました。皆常識はずれだ、眠れない、と言ってました。彼女が立てている音だとわかっていれば…」と語った。(BBC News)【吉】