メキシコ一残酷な殺し屋、14歳の「エル・ポンチス」逮捕
メキシコの警察は、メキシコで恐れられている殺し屋の一人、エドガー・ヒメネス・ルーゴ(14)を逮捕した。「エル・ポンチス」とも呼ばれるこの14歳の少年は被害者の頭を切り落とし、遺体を道路に放置した疑いがもたれている。ルーゴの一連の殺人は、メキシコの麻薬抗争において、彼に最もサディスティックな殺人者としての評判をもたらした。
「マント」という意味をもつエル・ポンチスは14歳とされているが、警察は12歳である可能性もあるとしており、複数の首切り事件に関与しているとみられている。彼はメキシコを揺るがすコカイン抗争において、主要人物を殺害することで金を得ていた。
この十代の少年は反省の様子をみせず、「4人の殺害に関わったが、クスリを飲んだ上でやったことで、またやらなければ殺すと脅されていた。」と語っている。彼はしばらく、メキシコの警察の最も重要な指名手配犯であったこともある。
ルーゴは女性のチームと行動を共にしており、その一員の彼の16歳の姉も同時に逮捕された。彼はJul io Jesus Radillaが支配するサウス・パシフィック・カルテルの手先だと見られている。
今年はじめ軍の広報は「エル・ポンチスがRadillaの抗争相手の殺害者だと判明した」「被害者は拷問を受けており、喉を切られ遺体は道路に放置してあった」と語っていた。ルーゴが敵を拷問し殺害する様子はネット上に流出している。
ルーゴの殺害方法は被害者の首を皮一枚残して切り離すというもの。遺体の横でライフルを構えた写真も残されている。今年の夏Tejalpaにあるサウス・パシフィック・カルテルの本拠地を軍が急襲したが、ルーゴは逃亡している。
12月2日の夜、クエルナバカの空港で16歳の姉と一緒にいるところを逮捕された。正式な告訴はまだなされていない。姉はカリフォルニア州サンディエゴに向かう途中だったと語っている。(The Sun)
逮捕後の会見の様子らしき動画はこちら。ルーゴが軍にしょっぴかれ記者らしき者の質問に答えている【吉】