2010年重大ニュースまとめ(3)
【事件・事故】
では次に今年の非常に痛そうな事件・事故を。
インドで建設現場で遊んでいた少年の胴を縦に鉄筋が貫いた。奇跡的に少年は生きていて、画像を見る限り意識もはっきりしていそうだ(12歳少年、鉄筋で串刺し)。同じインドで歯を磨きながら自転車に乗っていた少年が、自転車が転倒して歯ブラシが喉に突き刺さっている(歯を磨きながら自転車に乗っていた少年、歯ブラシが喉に刺さる)。12歳のインド人は今年は厄年であったのだろう。
事故だけでなく、他人から非常に痛い危害を加えられた事件もあった。中国の助産婦は支払いに不満で妊婦の肛門を縫ってしまうし(支払いに不満な助産婦、妊婦の肛門を縫い閉じる?)、イギリスでは少年に乱暴された男性が前頭部を失い(酒に酔った少年に乱暴され前頭部を失った男性)、アメリカではおやすみのキスをした夫の舌を妻がかみちぎったり(キス中に夫の舌を噛み切る)、喧嘩の末息子の嫁の乳首をちぎり取ったりした(息子の嫁の乳首をちぎった女、逮捕)。嫁がシャツを脱ぐと、乳首がポロリと床に落ちたというイヤ〜ンな事件だ。
一方痛い事件にあった被害者を救う驚異的な手術も行われた。散弾銃で顔の大部分を吹き飛ばされたアメリカの女性に顔を復元する手術が行われ(散弾銃で顔を失った女性、「義顔」を装着)、中国では事故で切断された少女の手首を暫定的に足に移植し、保存を図るという荒療治が行われた(切断された少女の左手を暫定的に右足に接合)。
自ら痛い運命を背負う者もいた。何者かに硫酸を顔にかけられ世間の同情を浴びたアメリカの女性が、実は狂言だったことを認めた(女性が顔に酸をかけられた「硫酸テロ」は狂言だった)。熱い思いをしてまで彼女は何をしたかったのだろうか。
【犯 罪】
まずは10代の犯罪から。アメリカではローティーン女子が銀行強盗をはたらき(ローティーンの少女2人が銀行強盗)、オーストラリアでは12歳の少女が知り合いの少女にネット上で脅迫を続けていた(12歳の少女にストーキングしていたペドファイルの正体は別の12歳の少女)。銀行強盗に比べ後者はよくある話。少し悪質だけど。しかしメキシコで首の皮1枚残して相手の首を切る、最も残虐な殺し屋「エル・ポンチス」(14)逮捕のニュース(メキシコ一残酷な殺し屋、14歳の「エル・ポンチス」逮捕)。の前にはどちらも可愛らしくさえ思える
ルーマニアではある男が妻と密通を重ねていた父親の首を首の皮を残さず落として町を歩き回り(妻と浮気していた父の首をはねた男)、アメリカでは解雇されそうになった女がコンビニの冷蔵庫に放尿し(コンビニの冷凍庫に放尿した女)、ドーナツを盗んだ女が店外で放尿するなど意味不明な行為を行った(ドーナツを盗み屋外で放尿した後警官を誘って逮捕された女性)。
人間だけではない。8月にはドナルドダックに胸を揉まれたという女性が訴えを起こしている(ドナルドダックに胸を揉まれたとして女性がディズニーを訴える)。