ドイツでチケット制売春税実施へ
ドイツのドルトムント市役所は、財政赤字を削減するために売春婦に対し売春税を導入する。一日約650円相当のチケットを購入せず商売をした売春婦には罰金が課されることになる。市はこのチケット制導入により年間約8,000万円相当の歳入を見込んでいる。
市の広報官ミヒャエル・マインダース氏は次のように語る。「ドイツの他の市と同様、ドルトムントも財政的な問題を抱えています。いくつかの性に関する税を検討しましたが、この案が最も実用的な提案でした。」 他の案としては市内の売春街に立ち入る者全員に税を課する案があったが、今回の案ほど議員の支持を得られなかった。
売春税はこの8月に施行されたが、売春婦へのチケット制が実施されるのは今週から。ドイツでは売春宿での売春は合法で、売春婦は収入に応じて納税することになっている。(Metro)【吉】