2匹の小型犬、飼い主の足指を食う
カリフォルニア州で2匹の小型犬が飼い主のフランク・ローズさん(72)の足の指を噛みちぎり、現在隔離の上保護観察を受けている。
2月8日朝5時半、ローズさんの同居人と介護者から警察に、ミッションヒルズの自宅でローズさんが血まみれのシーツの中で倒れていると通報があった。介護人のジョージ・チルソンさんはローズさんの左足の指が3本なくなっており、飼い犬のうち一匹の鼻が血に濡れているのを発見した。「シーツをめくってローズさんの足を見て、警察に通報しました。」とチルソンさんはいう。
ローズさんは何故自分が傷を負ったか判然としない様子で、救急隊員が彼を病院に搬送した。ローズさんは以前右足と左足指の1本を切断しており、神経障害を負って左足の感覚を失っていた。
警察から報告をうけたサンディエゴ郡動物管理局は二匹のキャバリア・キングチャールズ・スパニエルを自宅内で隔離した。ローズさんは二匹の処分を望んでいない。
同動物管理局の広報員ダン・デソーサ氏は、犬が人間の足指を噛みちぎった話は聞いたことはないが、犬による攻撃で死に至るケースは比較的よくあるという。「いつでも事故は起きます。ほとんどの場合その原因はわかりません。犬としゃべることはできませんからね。」と彼は語った。
チルソンさんは、2匹はローズさんの傷を治そうとしたのだと考えている。「2匹はローズさんの指にかさぶたをみつけ、それを舐めているうちに噛み始めたのだと思います。」(KSWB)【吉】